もし自分が総理になったら・・・・

なんていうことを語るおっさんとか割といたりすると思うんですが


http://www.ntv.co.jp/v-fever/contents/20051015/
太田光の私が総理大臣になったら・・・秘書田中。


実際にテレビでこんな番組やってて、爆笑問題好きなんで見てました。
番組に気付いたのは22日の放送時だったんで、15日の方は見逃したんですが・・


マニフェストと称して「とても国会じゃ立案されないであろう」法案を提唱する番組です。
実際に出された題目は、
「国会議員の立候補禁止!国民推薦制導入」
「携帯税導入」etc...
一見して、突拍子も無い「バカな法案」のように思えますが、果たして「バカの戯言」として聞き流して言いのでしょうか。


例えば、現在の日本国会は「民主的な統治」だと言えるのでしょうか。
衆議院参議院を国民の投票で決め、それによって選出された人間によって立法が行われ、その中のさらに代表が内閣として行政を取り仕切る。
「間接民主制」というやつです。


よかったよかった、国民の意思は尊重され、素晴らしい民主政治が行われている。
・・・・・・・・・と、本気であなたは思いますか?


「国民に痛み」を強要し、
「外交上のトラブル」を放置し、
「経済状況の悪化」を傍観し、
日々「スキャンダルや汚職隠し、不透明な官僚政治」で国民の信頼を裏切り、
国会討論は「泥の塗り合い、傷の抉り合い」を繰り返し、



数え上げればキリが無いほどの汚点欠点があるというのに、
「もううんざりだと国民は思っているはずなのに」
なぜそれが改善されないのか?


本当に国民の意見が繁栄される「本物の民主政治」であれば、
「国民が嫌だと思った瞬間に、その原因は修正されている」はずなのです。


つまり、
「国会議員の給料って高すぎねえ?」と思えば「国会議員を減給」
使途不明金が多くねえ?」と思えば「情報公開」
北朝鮮との外交はまったくもってけしからん」と思えば「外交手法の公開と改変」
「消費税増やすなんてバカ言うな。むしろ消費税なんてバカ言うな」と思えば「消費税廃止」


いいですか?
政治は難しいなんてのは「政治家の戯言」です。
国会議員は自分たちの得になるように事を進めているだけで、国民の意思なんてこれっぽっちも反映させてないのです。


だからこそ「国会議員の立候補禁止!国民推薦制導入」なんていう案も出るわけです。
あの議員は信用できる。あの議員は信用できない。
そんな言葉が即座に反映するのですから、議員どもは嫌でも国民の信頼を得る良い政治を行うわけです。
そうすれば自然と「本物の民主政治」になるというものでしょう。


あなたはこの番組で太田光が言うことは、ただの戯言だと思いますか?