さすが小泉!おれたちにできない事を平然とやってのけるッ

そこにシビれる!あこがれるゥ!


何の話かって
郵政民営化法案が参議院で否決され、衆議院が解散しました」
えぇ・・・この一文を見ておかしいと思いませんか。


一つの法案が否決され(その法案自体の重要度如何は別として)、それを「もう一度、今度は国民に問うという題目」で衆議院を解散させ総選挙することによって「否決されたはずの法案をゴリ押しで通す」つもりなのです。


そりゃマスコミだって騒ぎますわな。


ですが、現実の結果として解散総選挙で「自民党は圧勝」し「郵政民営化法案は可決される見通し」となりました。
これはなぜでしょうか。


解散総選挙』とは総理大臣にとってまさに盤上に嵐を起こす最強カードの一つ。
孫悟空元気玉、坊や哲の大三元爆弾、ギルティギアの一撃必殺、FF7のナイツオブラウンド
・・・くらいかどうかはまぁ実際よくわかりませんが


ギャザ風に言うと「マナコスト0 あなたのアップキープ時、現在の情勢が有利ならあなたはゲームに勝利する」とでもいった感じでしょうか。


そんな強力無比な必殺技、はっきり言って反則もいいところです。
なのに何故、衆議院解散というカードは平然と用意され、簡単に使えるようになっているのでしょうか。


その理由は簡単、「国民がいまいち理解しておらず、大した問題意識を持たれていないから」です。


国民が反対しなくても、政治家全員が静観しているはず無いだろう、という意見もありますが・・・・
「解散という手段そのものを政治家が作った」んですから。
いいですか?
「国会と内閣において一番偉い総理大臣」が「自分の行使できる最強カード」を「自ら捨てるはずが無い」んです。
その「下っ端である他の議員」がどれだけ反対したって「総理が捨てないと言ったら捨てられない」ということになります。


さぁ、あなたもなんだか納得いかなくなってきませんか?
なにか考えるべきであると思いませんか?


今回の郵政民営化法案についてや、実際に解散総選挙をしたことについては私は即座に反対だとは言いませんけどね。